グランビルの法則
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『グランビルの法則』とは⁈
米国のチャート分析家ジョゼフ E.グランビル氏が考案した法則です。株価と移動平均線の位置関係に着目して値動きのパターンを編み出しました。 FXチャートでは、ローソク足と移動平均線(MA)との位置関係を分析してトレードに生かします。
グランビルの法則は、8つの売買ポイント即ち4つの買いシグナルと4つの売りシグナルから構成されています。
『グランビルの法則 8つの売買ポイント』とは⁈
買いシグナル | 売りシグナル |
下落後底値をつけ上昇局面で、ローソク足が移動平均線を上抜けたとき! アップトレンド転換 | 上昇後天井を打った局面で、ローソク足が移動平均線を下抜けるたとき! ダウントレンド転換 |
アップトレンド形成中、ローソク足が移動平均線を下抜けしその後再度上抜けたとき! 押し目買い | ダウントレンド形成中、ローソク足が移動平均線を上抜けしその後再度下抜けたとき! 戻り売り |
アップトレンド形成中、ローソク足が移動平均線に向かって下降するもタッチせず再び上昇するとき! 押し目買い |
ダウントレンド形成中、ローソク足が移動平均線に向かって上昇するもタッチせず再び下降するとき! 戻り売り |
ダウントレンド形成中、ローソク足が移動平均線を大きく乖離して下落した局面で、反発(転換)の兆しが見えたとき! | アップトレンド形成中、ローソク足が移動平均線を大きく乖離して上昇した局面で、下落(転換)の兆しが見えたとき! |
『グランビルの法則 活用方法』とは⁈
8つの売買ポイントを見極めてトレードに生かす場合、長期足チャートで判断するようにしましょう! 短期足チャートでは、必ずしも法則通りのきれいな売買ポイントが出現するとは限りません。また、ローソク足と移動平均線の位置関係、特にクロスする場合は、ローソク足が形成し終わった時点で判断するように心がけましょう!
例えば、買いシグナルの場合、ローソク足が移動平均線を下から上に抜けようとする動きが確認できたとき、確実に陽線のローソク足が移動平均線上で確定・出現するのを待つ!等の状況判断が高勝率エントリーのポイントになります。
テクニカル分析には、グランビルの法則だけでなく、ダウ理論、ローソク足分析、インジケーター活用法、レジスタンス/サポートライン、前日の終値/高値/安値ライン等のライン分析、その他にも多くのチャート分析法があります。全てを把握してトレードに生かすことが出来れば理想的ですが、初心者には難易度の高い学習法ではないでしょうか!
そんなとき、ネット環境で学べる教材の力を借りてみてはいかがでしょう!
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併せて学ぼう『ダウ理論』!