FX用語集

FXを始めるにあたって、初心者向けに必要な専門用語をわかりやすく解説しました。



初心者に役立つ基本的な用語集

買いポジション 

ロングポジションとも言います。買い注文(ロングエントリー)をした価格が約定した場合、買いポジションを持つと表現します

売りポジション

ショートポジションとも言います。売り注文(ショートエントリー)をした価格が約定した場合、売りポジションを持つと表現します。

指値

希望価格を指定して、買いや売りの注文を出すことを言います。基本的に現在価格より下の価格で買い、現在価格より上の価格で売り注文を出すことが出来ます。

逆指値

希望価格を指定して、買いや売りの注文を出すことを言います。指値注文との大きな違いは、現在価格より上の価格で買い、現在価格より下の価格で売りを指定することです。為替変動を予測したり監視したりしながら上手に利用しましょう!

成り行き

取引期間中に価格を指定しないで注文を出すことを言います。直ぐに注文を約定させたい時のタイミングで行います。

損切

含み損を抱えているポジションの損失を確定することです。相場の状態を鑑みて、これ以上保有していると損失を膨らませてしまうと判断するときに決断します。

ロスカット

必要証拠金を一定水準額で割り込んだ形で含み損が発生した場合に、ポジションが自動的に(強制的に)決済される仕組みです。資金管理の重要性を改めて留意しましょう!

ナンピン

損失を平均化したいときの手法です。買いポジション保有時に、予想に反して価格が下がってしまうことがあります。価格が下がったところで買い増しすることで、ポジションの価格を調整することも出来ます。しかし、長期視点で価格上がると予測したにもかかわらず、下げが続く場合は損失を膨らませることになります。 ナンピン手法は、リスクを生じる恐れがあることを忘れないようにしましょう!

IFD (If Done イフダン)

新規注文と決済注文を同時に出したいときの注文方法です。例えば、100円で買った価格が105円になったら決済売りの注文(利益確定のため)を出したい時に、この注文方法を用います。

OCO(One Cansels the Other オーシーオー)

決済注文と損切注文を同時に出したい時の注文方法です。例えば、100円で買った価格が105円なったら決済売り注文(利益確定のため)が成立します。損切注文は自動的にキャンセルになります。逆に、損切りにひっかかってしまった場合は、決済売り注文は自動的にキャンセルになります。

スプレッド(Spread)

買値(Ask)と売値(Bid)の価格差を言います。スプレッドが小さい程、有利なトレードにつながります。海外のFX取引会社より国内FX取引会社/証券会社のほうが、比較的スプレッドを小さく設定しているようです。

スワップポイント(Swap Point 金利差調整分)

通貨には、低金利通貨と高金利通貨があります。低金利通貨を売って高金利通貨を買うと、ポジションを保有し続ける限りほぼ毎日利益を受け取ることが出来ます。この利益をスワップポイントと呼びます。

レバレッジ(Leverage)

証拠金の何倍もの取引をすることが出来る仕組みを言います。国内取引会社のレバレッジは最大25倍に定められています。海外取引会社は、最大500倍(以上)というところも少なくありません。ロットを調整して資金管理を確実に行えば、高レバレッジであっても然程恐れる必要はないでしょう。但し、初心者は低レバレッジの取引会社で始めるほうが安心なのではと考えます。

PIPS(Percentage-in-Point(s)  ピップス)

  • 通貨の取引で使用される値動きの単位です。最小単位は、通貨で異なります。
    • ドル円・クロス円の場合  1pip = 0.01円 (1銭)
    • 米ドルストレートの場合  1pip = 0.0001$

MT4(Meta Trader 4)

ロシアのMetaQuotes Software社が開発・提供しています。多くのトレーダーが利用している大人気のFXプラットフォームです。自由自在にカスタマイズ出来る機能や豊富な分析ツール等が、絶大に支持される所以だと考えられます。



主要な経済指標

トレードする時は注意してね !! Meow

米国雇用統計 

重要な米国経済指標のひとつです。特に非農業部門雇用者数と失業率に注目が集まります。米国の景気を判断する上で、金融市場に大きな影響を与えます。また、USドルは基軸通貨のため多くの投資家や金融市場においては、最重要視される傾向にあります。指標発表は、毎月第1金曜日21時30分(夏時間)/ 22時30分(冬時間)となっています。

FOMC (Federal Open Market Committee 連邦公開市場委員会)

米国の金融政策決定を行う会合です。金融政策についても話し合いが持たれます。世界の金融市場に与える影響が大きいため、多くの投資家が注視しています。

ECB(European Central Bank 欧州中央銀行) 金融政策決定会合

ユーロ圏各国の金融政策をECB政策理事会が決定します。世界の金融市場に影響が大きいため、多くの投資家が注視しています。

GDP (Gross Domestic Product)国内総生産

四半期ごとに国内総生産の指数が発表されます。GCPの指数が高ければ好景気、低ければ景気低迷と判断され、景気変動や経済状況を計る目安とされます。

* 重要な経済指標発表の少なくとも1時間前後は、思いがけず激しい値動きをすることが多々あります。トレードを控えることをお勧めします。主要な経済指標が発表される時間帯は、チャートの監視が必要となります。

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トレードに役立つ用語集

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