FXインジケーター
FXのインジケーターはチャート上に表示するサポートツールです。 ポジションの売り買いまたは損切や決済を決断する際の判断材料になります。 インジケーターを上手に活用して、あなたのトレード成績を上げましょう! 多くのインジケーターの中で、比較的初心者が活用しやすいインジケーターを紹介します。
Table of Contents
トレンド系 インジケーター
移動平均線 (Moving Aveage)
移動平均線(以下MA)には、大きく3種類のMAがあります。
- 単純移動平均線(Simple Moving Average)
- 加重移動平均線(Weighted Moving Average)
- 指数移動平均線 (Expotential Moving Average)
ここでは、多くのトレーダーが活用するスタンダードなSMAについて解説します。
SMAは過去の一定期間の終値の平均値をラインでつないだものになります。日足チャートにおける5SMAであれば、過去5日間の終値の平均値ということになります。
多くのトレーダーが、5日SMA、21日SMA、75日SMA、200日SMAをチャートに反映しているようです。
上記SMAを活用してトレードに生かせる手法が、2本のラインが交差するポイントを確認するゴールデンクロスとデッドクロスの出現です。ゴールデンクロスは、上昇トレンドにおいて短期MAが中期MAを下から上抜けるポイントが買いサインになります。また、デッドクロスは、下降トレンドにおいて短期MAが中期MAを上から下抜けるポイントが売りサインとなります。
ボリンジャーバンド
移動平均線を中心にして、統計学的に計算された標準偏差を表しています。偏差値の単位は、σ(シグマ)です。価格は常に収束と拡散を繰り返しながら推移しています。つまり、ボリンジャーバンドも価格の収束・拡散に伴ってバンド幅が変化するということになります。FXトレーダーは、ローソク足で示される値動きが、バンド内に収まる確率が高いことをトレードに役立出せています。
オシレーター系 インジケーター
RSI(Relative Strength Index)
RSIは買われすぎや売られすぎを判断するインジケーターです。一定期間における価格 の上昇・下降の勢いを見極めます。日足であれば、多くのトレーダーが14日間の値動きを注視して相対的に計算してトレードの判断に生かします。
MACD (Move Add Change/Delete)
MACDとシグナルが交差するポイントをサインと判断してトレードに役立たせます。このポイントを、ゴールデンクロスとデッドクロスの出現とみなします。つまり、上昇トレンドおいてMACDがシグナルを上抜けると買いサイン、下降トレンドおいてMACDがシグナルを下抜けると売りサインと考えます。
上記以外のインジケーター
- Ichimoku Kinko Hyo
- Parabolic SAR
- Commodity Channel Index
- Stochastic Oscillator
- Zig Zag
テクニカル分析には、FXインジケーター活用法だけでなく、グランビルの法則、ダウ理論、ローソク足分析、レジスタンス/サポートライン、前日の終値/高値/安値ライン等のライン分析、その他にも多くのチャート分析法があります。全てを把握してトレードに生かすことが出来れば理想的ですが、初心者には難易度の高い学習法ではないでしょうか!
FXインジケーターを利用するだけで成果を期待することも、もちろん可能です! しかし、インジケーターは後付けと言われるように未来を予測しづらいのが現状です。安定した利益を獲得するには、正しいテクニックや相性の良いインジケーターの組合せが必要なのです。 そんなとき、ネット環境で学べる教材の力を借りてみてはいかがでしょう!
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